介護事業者経営セミナー 【講師】厚生労働省 老健局振興課 人材研修係長 川名 敦氏
【講義内容】
資料に基づき、テーマを4項目に区分されての行政説明等がありました。
1高齢者、介護保険を取り巻く状況について ①65歳以上人口が、2025年に3,657万人(30.3%)。2042年に、3,878万人に達しピークとなる。認知症高齢者は、2025年には470万人に増え65歳以上の単独世帯や夫婦のみ世帯が増加する。 また、高齢者人口の伸び率は、地域間格差が顕著となっていく。 ②H25年度の要介護認定者数564万人(H12年度の2.6倍であり、軽度認定者が増加)。認定率は、65歳以上18%、75歳以上31%であり2030年迄、伸びていく。一方、保険料負担(40歳以上)者は2025年以降減少する。介護給付費は、2000年度3.6兆円、2014年度10兆円、2025年度21兆円へと膨らむ。
2平成27年度の介護保険制度改正について (1)医療・介護サービスの提供体制改革の趣旨 ①医療介護サービス提供体制が未整備であり、サービスの確保対策の喫緊性がある。 ②増大する介護費用を抑制し、持続可能な社会保障制度の確立を目指す必要がある。 (2)改正(案)の主な内容とポイント ①地域包括ケアシステムの構築②予防給付(訪問介護・通所介護)を地域支援事業に移行③特養新規利用者は、 要介護3以上。 (3)費用負担の公平化①低所得者の保険料軽減の拡充②自己負担引き上げ、2割負担。 (4)予防給付の見直しと生活支援サービスの充実。 予防給付は残り、訪問介護、通所介護のみが総合事業へ移行。 ※「要支援切りではない。」ケアマネジメントを実施しサービス提供も無くならない。
3地域包括ケアシステムについて
4ケアマネジメントの質の向上に向けた各種取り組みについて 「ケアマネジメントの質向上と環境整備」 ・研修制度の見直し【H28年度~】 ・実務研修・専門研修(必修制)・主任介護支援専門員研修(更新制) ・主任介護支援専門員の位置付けが今後重要となる。地域ケア会議の制度化ともリンクしてくる。
(最後に)介護保険事業坦当課長会議で、各県から700件~900件の質問数があります。9月末頃を目途に回答となる予定ですので、よろしくお願いしますと挨拶され終了しました。